2008/7/12 土曜日

アシュケナージ リスト/超絶技巧練習曲S.139

Filed under: CDレビュー — anonymous @ 23:54:40

巨匠・アシュケナージの若き日の名盤。アシュケナージは最も幅広いレパートリーを有するピアニストの1人で、録音が非常に多い。そのどれもが質が高いので、ピアノ学習者のお手本としても最適だと思う。

そんな数あるアシュケナージのディスクの中でも、このリストの「超絶技巧練習曲集」はとりわけ輝きを放っているといえよう。完璧で豪快さと叙情性の両方を備えた演奏は圧倒的で、この曲集の魅力を最大限に引き出している。「超絶技巧練習曲集」は腕に自信のあるピアニストが録音しているが、このアシュケナージの演奏は、キーシンのものと並び、最高のものだと個人的には思う(両者とも全曲録音は残していないのだが…)。

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2008/3/28 金曜日

バッハ : 平均律クラヴィーア曲集 第1巻 - アンドラーシュ・シュフ(pf)

Filed under: CDレビュー — admin @ 23:31:14

名手・アンドラーシュ・シフのバッハ。軽いトーンで美しく歌いながら各声部を浮き立たせていく。模範演奏としての価値も十分なので、ピアノ学習者にとっても為になるアルバム。

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Dark Intervals- Keith Jarrett(pf)

Filed under: CDレビュー — admin @ 0:07:27

キースさんのソロの中では、特にジャズ的な要素が少ないものの1つ。祈りのような音楽が連なった、小品集になっている。

特に冒頭のOpeningが素晴らしい。最初の1音からその世界にひきこまれる。

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2008/3/27 木曜日

kicks- ASKA

Filed under: CDレビュー — admin @ 0:35:13


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kicks - ASKA
ヤマハミュージックコミュニケーションズ(2001-04-18)
ASKAさんのソロ・アルバム。ASKAさんのソロでは、チャゲアスとは一味違うしっとりとした旋律を聴かせてくれることが多いが、本作はギター・サウンドが効いた、ロック色が強めの作品になっている。結構渋い。派手さはあまりないが、それだけに独特の深みがあるような気がする。

個人的には、「遊星」というバラートの曲がたまらなく好きだ。

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2008/3/23 日曜日

Vienna Concert- Keith Jarrett

Filed under: CDレビュー — anonymous @ 23:23:56

正直、キース・ジャレットの数あるソロ・ピアノのアルバムの中ではもっとも聴くことが少ない。やや冗長な印象を与えるからだ。しかし、ゆったりとした旋律が続いていくのは、天国の音楽を聴いているようで心地よい。シューベルトの最後のソナタとやや共通する部分があると、個人的には思う。後半にうって変わってアグレッシブな部分が出てくる。

例によって、キースさんのピアノのタッチは抜群。音質も素晴らしい。

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2008/1/10 木曜日

Solo Live - Michel Petrucciani

Filed under: CDレビュー — anonymous @ 1:29:35

フランスのジャズピアニスト、ミシェル・ペトルチアーニ(1962-99)。40年に満たない人生の中で、白熱の名演を数多く残した。先天的な障害のため、身長は1メートルほどしかなかったが、スウィング感あふれる力強いフレーズは実に素晴らしく、聴く者をその世界にひきこむ魔力をもっている。その意味ではまさに「ジャズピアノの巨人」だ。

さて、ピアノ・トリオで数々の名演を残しているペトルチアーニだが、このCDは珍しくソロのライブ録音である。ほとんどがオリジナル曲。作曲センスも抜群だ。基本的には右手の力強いフレーズにリズミカルな左手のバッキングが添えられるというシンプルなアレンジだ。ピーターソンのような豪快なソロではない。しかし、その抜群のリズム感を伴い、少ない音数のなかで旋律の美しさを際立たせながら躍動感あふれる熱演を繰り広げている。どの曲もいいが、個人的には”Little Piece in C for U”という軽快な作品がとても好きだ。トリオ演奏とはまた違った、自由なバッキングとフレーズが心地よい。

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2007/12/6 木曜日

ラフマニノフ・プレイズ・ラフマニノフ- ラフマニノフ

Filed under: CDレビュー — anonymous @ 19:18:42

大作曲家であり、大ピアニストであるセルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943)の自作自演、アレンジものなどがクリアな音色で聴ける。

ピアノ・ロールのデータをコンピュータで読み取り、自動再生ピアノで再生させたらしい。

演奏自体は、大変素晴らしい。スケール大きく、表情豊かだ。「人類の歴史上、最もピアノがうまい人」として、「アート・テータム」と並んでしばしば「ラフマニノフ」は名前を挙げられるが、それもなるほど、とうなずける。

しかし、自動再生ピアノだからなのだろうか、非常に電気的な印象を受ける。ピアノの音色独特の深みはない。その欠点を除けば、「超うまいピアノ演奏」の一例として、持っていて損はなし!

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2007/12/5 水曜日

Arvo Pärt: Fratres- Tamas Benedek

Filed under: CDレビュー — anonymous @ 21:22:32

独特の音世界によって聴く者を魅了するエストニアの作曲家、アルヴォ・ペルト(1935~)。旋律、リズム、ハーモニー、どれをとっても実にシンプルであるが、この人にしかない響きが素晴らしい。鐘が鳴り響くような独自の世界は「ティンティナリズム様式」といわれる。

このCDではそんなペルトの代表曲「フラトレス」の様々なヴァージョンを聴き比べることができる。個人的には、「チェロとピアノ」と「ストリングス」のヴァージョンが好きだ。旋律をたどれば、「ド♯レ ミ ファ ソ ラ シ♭ ド♯」でしかないのに、それが強烈な音楽になるのだから、すごい。

「フラトレス」以外にも、最後の「ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌」がまた素晴らしい。これも旋律をたどれば「ラ ラソ ラソファ ラソファミ・・・」というように単純な下降音形でしかない。しかし、各パートの旋律のズレによって、非常に忘れがたい世界を作り出す。

これほど単純な音形でこんなに魅力的な世界をつくり出すとは・・・とてつもない作曲家だ。

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2007/11/30 金曜日

メセニー・メルドー - ブラッド・メルドー&パット・メセニー

Filed under: CDレビュー — anonymous @ 0:51:26

パット・メセニー(ギター)とブラッド・メルドー(ピアノ)が一緒にやってるから「メセニー・メルドー」。大変分かりやすいタイトルだ。

ジャズギターのベテラン、パット・メセニーとジャズピアノの若き大物、ブラッド・メルドー。お互いがリスペクトし合う関係だったらしいが、遂に共演に至った。 全曲2人のオリジナル。

ブラッドはピアノ・トリオのアルバムでは対位法的アドリブを聴かせ圧倒するが、ここではそれほど超絶技巧を見せ付けるわけではない。ピアノとギターというコード楽器同士、やや合わせるのが難しい形態だが、それぞれの奏者の持ち味を生かした心地よいデュオを聴かせてくれる。

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2007/11/24 土曜日

乙女の祈り&エリーゼのために~永遠のピアノ名曲集-ワルター・ハウツィッヒ

Filed under: CDレビュー — anonymous @ 23:30:54

「クラシックのピアノ曲を聴いてみたいけど、何から聴けばいいか分からない」という人にはこれがオススメ。超有名なピアノ曲ばかり集めたまさに「名曲集」。筆者もピアノを始めたばかりのころこのCDを聴いて、「子犬のワルツ弾きたい!」とか「英雄ポロネーズ弾きたい!」と思い、ピアノにのめり込んでいったものだ。思い返せば、筆者がピアノを6歳からずっと続けているのは、このCDの演奏に憧れたことがかなり大きい。それくらいピアノ曲のよさを存分に引き出した名曲集だ。

《エリーゼのために》のような初心者が憧れる曲や、上級者でも演奏困難の《英雄ポロネーズ》まで、スケールの大きな演奏が展開される。

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