2008/1/10 木曜日

Solo Live - Michel Petrucciani

Filed under: CDレビュー — anonymous @ 1:29:35

フランスのジャズピアニスト、ミシェル・ペトルチアーニ(1962-99)。40年に満たない人生の中で、白熱の名演を数多く残した。先天的な障害のため、身長は1メートルほどしかなかったが、スウィング感あふれる力強いフレーズは実に素晴らしく、聴く者をその世界にひきこむ魔力をもっている。その意味ではまさに「ジャズピアノの巨人」だ。

さて、ピアノ・トリオで数々の名演を残しているペトルチアーニだが、このCDは珍しくソロのライブ録音である。ほとんどがオリジナル曲。作曲センスも抜群だ。基本的には右手の力強いフレーズにリズミカルな左手のバッキングが添えられるというシンプルなアレンジだ。ピーターソンのような豪快なソロではない。しかし、その抜群のリズム感を伴い、少ない音数のなかで旋律の美しさを際立たせながら躍動感あふれる熱演を繰り広げている。どの曲もいいが、個人的には”Little Piece in C for U”という軽快な作品がとても好きだ。トリオ演奏とはまた違った、自由なバッキングとフレーズが心地よい。

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